田舎へ移住して「成功する人」と「失敗する人」には実は共通点があります。
もちろん、必ずこの通りになるという訳ではありませんが、「こういう考えで移住をする人は、移住した後も豊かな人生を送っている人が多い」という法則のようなものです。
反対に、「このような考えで移住した人は、数年で都会に戻る」という、法則もありました。

この記事でまとめて紹介していきます!



田舎への移住で成功する人の共通点

移住の成功とは?

「成功」を定義することは難しいですが、ここでは移住した後に自分の望んでいたライフスタイルを手に入れること、としておきます。理想のライフスタイルを送っている移住者に共通することには次のようなものがあります。

1 明確な目的があり、やりたいことが決まっている
2 移住した先で何かと相談できる場所(人)がある
3 移住先での仕事以外にもサイドビジネスがあるなど、収入計画がしっかりとある
4 移住した先に好きな人ができる
5 コミュニケーションを億劫がらない
6 新しい価値観に寛容(もしくは楽しめる)

こういったことを大切にしている人は理想を叶えている人が多いと感じます。
やはり移住して「これをやりたい!」と目的や希望がある方が、周囲も手助けし易く、同じ意思を持った人たちとのコミュニティもでき、早く馴染めるという利点があります。
例えば、起業などを考えていれば、資金含め計画的に考えて動くことになり、行動も自ずと早くなります。
まさに“鉄は熱いうちに打て”で、結果移住してすぐに人間関係が広がるきっかけとなるわけです。

失敗する人の共通点

1 都会から逃げたいなど、安易な考え(良いところだけ見て)で移住する
2 人からの親切を負担に思う
3 金銭感覚が都会のまま
4 秘密主義
5 価値観の擦り合わせができない

ここで敢えて「失敗」と表現していますが、合わないと思ったら無理してその地域に暮らす必要はないと筆者は考えています。やはり経験してみないとわからない、人生で一度は田舎で暮らしみたい、そんな思いで来られる方も多いはず。それこそ「失敗する人の共通点」をすべて持って、田舎暮らしにチャレンジされる方もおられます。
ではチャレンジしてみて、都会に戻れば失敗なのか。そうとも言い切れません。

上記共通点はすべて都会と田舎の暮らしの違いからくるものです。最後に記載した、価値観の擦り合わせができない、ここに集約されます。
例えば、「人からの親切を負担に思う」では、顔しか知らないご近所さんに野菜をもらったら、、、こちらはお返しもない、早く何か持っていかなくちゃ、そんな風に追い詰められてしまうとせっかくの田舎暮らしが楽しめないですよね。また、都会では当たり前ですが、田舎では仕事や年齢などある程度の個人情報をオープンにしていないと「怪しいご近所さん」と言われてしまうことも。

価値観の違いを受け入れられるのか、田舎暮らしの利点と天秤にかけて、自分はどっちが大切なんだろうと考える時間が必要であれば、数年単位でチャレンジ期間があっても「失敗」のくくりにはならないだろうと思います。

「失敗」か「チャレンジ」か

ではコミュニケーション能力がない人の移住は失敗するのか、となると乱暴な話です。
決してそうではありません。
そもそもコミュニケーション能力が「あれば」よりうまくいくという話で、それは都会でも田舎でも同じでしょう。

「チャレンジ」はしてみるべきだと思います。

ただ、移住後の田舎暮らしをイメージ通りにはじめたいばかりに「お金」を使いすぎた場合は違います。
家を買う、リフォームする、など大きなお金が動くこと以外にも、つい薪ストーブや新しい家具なども買ってしまったら…。
田舎が合わなくて都会に戻るとき、それは「失敗」だったと、なにより本人が痛感することになるはずです。

まとめ

つい田舎暮らしと言うといろいろ適性などを語りたくなってしまいますが、いわゆる「失敗」する人には、暮らす、という経済基盤を忘れがちです。
「田舎=お金がかからない」という誤解を持っていたり、移住支援や補助金に頼りきりだと、うまくいきません。
そう、失敗する方の多くは意外と経済的理由が共通項です。

あなたは「田舎」で何がしたいですか?
それはどうして「田舎」でやりたいのですか?

それがわかれば、ぜひ田舎暮らしに「チャレンジ」してみましょう!


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