移住者にできる仕事とは?地方移住を実現する10の仕事を紹介します!
移住を考えているけど、移住して仕事があるのか今ひとつ不安。
何か仕事があれば移住を前向きに考えられるんだけど。。
このような悩みを抱えていませんか?
実は、地方には様々な仕事があり、中には毎月数十万円の収入を見込むことができるものまであるんです。
様々な選択肢があることを知っておくだけでも、いざ、仕事を探すときにはきっと何かの役にたつことでしょう。
この記事では田舎にある様々な仕事の中から、特に「移住者に向いている」と思う仕事を10個紹介していきます。
移住や田舎暮らしを検討している人は参考にしてください!
田舎暮らしをはじめた移住者が最初に就きやすい仕事10選!
【その1】地域おこし協力隊
2015年にはじまった「地域おこし協力隊」という制度はご存知でしょうか。
最長3年間という期限付きではありますが、地方の仕事をお手伝いするという名目で移住をすると国から給料が支給されます。
支給される金額は自治体によって変わりますが、16万円〜20万円ほどを設定している自治体が多いです。
仕事の内容も自治体によって様々です。
ここ数年で主流となっている選択肢の1つとなります。
地域おこし協力隊についてはこちらに詳しく掲載されています。
【その2】一次産業 農業・林業・漁業・畜産業
農業や漁業、林業、畜産業などの一次産業に従事することも仕事の1つです。
移住する目的として「自給自足の生活をしたい!」という人も多いですし、地方での主流な仕事になります。
最近は専業で一次産業だけをやる家庭よりも、他の仕事と兼務する「兼業農家」や暮らしの一部に農を取り入れる「半農半X」と呼ばれる生き方を田舎で実践する人も増えてきました。
一次産業の担い手は年々減少してきており、後継者に悩む経営者も多いので、もし興味がある人は情報を集めてみてください。
下記のようなサイトには求人の情報や体験会の情報なども幅広く掲載されているので、情報収集の参考にしてみてくださいね。
参考:全国新規就農相談センター
【その3】事業継承
人口減少や少子化といった課題は日本全国が危惧している問題の1つですが、特に地方では深刻な問題となっています。
農地を経営する農家さんが80歳を超えていたり、次の跡取りがいなかったり「後継者不足」に悩んでいる所は年々増えてきています。
後継者不足を理由に廃業に至るところも多く、今後この流れは益々加速していくと考えられています。
仕事を作る1つとして、後継者に悩む事業主の方から事業を継承するという方法も考えられます。
人間関係が必要になってきますので、時間はかかりますが「将来は地方で独立したい」と考えている人にとっては1つの選択肢になるのではないでしょうか?
【その4】自伐林業
低投資で始めることができる副業前提の林業です。
通常、林業は森林の保有者が管理を森林組合などに外注します。
外注になるので管理にコストや人件費がかかってしまいますが、自伐林業はこれを「自分でおこなう」というものです。
チェーンソーや資材搬入などの設備投資に少し資金が必要ですが、栽培した木などは自分で販売することができるので、毎月数万円の利益が見込めます。
副業感覚で自伐林業をおこなう人も増えてきました。
【その5】起業
起業と言っても何も大袈裟なものからはじめる必要はありません。
都会で起業するとなると、数百万円〜数千万円規模の資金調達をして、オフィスを借り、様々な環境を整えた状態でスタートとなりますが、地方ではちょっとしたことから仕事をはじめることができます。
様々な業態が人手不足で悩んでいるので、そこを補填するサービスを立ち上げたり、インターネットを使った地方の商品を販売する仕組みを整えたり、アイデア次第で形にしていけることがあります。
家賃や食費などの生活にかかる費用も安いので、都会に比べると挑戦しやすい環境でもあります。
【その6】古民家カフェや民宿
地方にある空き家を活用した古民家カフェや民宿、ゲストハウスなどを経営する人もいます。
自宅の余っている一部を宿泊施設として提供したり、空き家を安く譲り受けリノベーションを行い、ゲストハウスなどの宿泊施設にするといった方法です。
都会で家や土地を購入することに比べるとはるかに安く手に入れることができるので、地方で行いやすい仕事の1つと言えます。
ただし、もちろんながら集客するための宣伝広告の方法や広報活動は必ず必要となってきます。
【その7】高齢者サポート
地方でかなりのニーズがあるのが高齢者のサポートや福祉介護の仕事です。
介護施設や老人ホームなどの施設で働いても良いですし、デイサービスのような仕事をしてみてもよいでしょう。
例えば、車の送迎や日常の家事手伝いなども需要のあるニーズの1つです。
今後も高齢者は増加していく傾向にあるので、何か仕事を探している人は介護や福祉の仕事も1つの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
【その8】クラインガルテンを利用する
クラインガルテンとはドイツ語で「小さな庭」を意味します。
自給自足の生活ができる市民農園のことをいい、ドイツは200年の歴史をもつ「農地の賃借制度」のことです。
日本でもクラインガルテンを行える場所が増えてきており、全国約70ヶ所でクラインガルテン施設が運営されています。
近年は都市生活者のレクリエーション(休養や娯楽),高齢者のリハビリテーション,児童の食育や農作業体験学習などのために,農地の保全や公園の活用を兼ねて自治体が区画貸しを行なうケースが多いことが特徴です。
高知県のクラインガルテン施設
クラインガルテン四万十:https://kleingarten-shimanto.com/
【その9】インターネットなど場所を選ばない仕事
パソコン1台あればできるプログラミングやライター、デザイナーといった仕事も地方でできる仕事の1つです。
ただし、安定した収入を得るためには仕事の受注先や一人で仕事を受注できる実力が必要です。
最近は「クラウドソーシング」などを活用して仕事を受注することもできますし、自身でブログを書き収入を得る人も増えてきました。
インターネット環境さえあれば、働く場所や時間にとらわれないWEBの仕事も地方でできる仕事の1つでしょう。
【その10】その他就職
この他にも様々な企業が求人を募集しています。
自治体やハローワークが情報を持っていることも多いので、もし仕事に困ったときは相談にいってみてください。
まとめ
人不足の田舎町だからこそ、ちょっとしたアイデアが仕事になることがあります。
都会では当たり前と思っていたサービスが地方では充実していなかったり、少しの手伝いがサービスとして提供できたり自由な働き方をしたい人にとっては挑戦のしがいがある環境となるでしょう。
おむすビーズのインターンシップ
おむすビーズでは宿泊費・参加費無料でインターンシップを運営しています。
田舎での暮らしがどのようなものなのか、一次産業は本当に自分に合うのか、
田舎暮らしへの第一歩をインターンシップから始めてみませんか?
※以下の写真をクリックすると関連ページへジャンプします