林業や畜産業に従事したいのですが、どうやってスタートすればいいのですか?
林業の場合
農業・林業・畜産・漁業すべてまずは雇用されて働くところから、経験を積むのがいちばん早い方法です。
林業の場合はある程度の資格が必要になるため、はじめに林業大学校(府県が運営する1~2年制の研修機関)で学ぶこともよいかもしれません。林業が盛んな高知県では、高知県立林業学校の志願者が年々増加しています。
ある程度をこなせるようになれば、自伐林家も選択肢になってきます。
または林業の地域おこし協力隊の募集に応募するのもひとつの方法です。
畜産の場合
林業と違い、畜産・農業は初期費用が桁違いにかかります。特に牛舎などの施設、もちろん施設だけではなく中で育てる牛も購入しなければなりません。ですので、畜産への従事では、ほぼ雇用からスタートされています。
また初期費用の高さから新規で参入しづらく、担い手不足を解消するためJAが行政と連携して畜産経営の継承支援事業を創設しています。